Doosanの油圧ショベルDX235に取り付けたツインヘッダーMB-R900が、ブダとペシュトを結ぶ地域熱供給のための管路掘削工事をおこなっています。
最大のメリットは振動を最小に抑えられること。橋にほど近い場所での工事のため、橋の構造にダメージを与える振動の発生を抑える必要があり、従来の機械では振動発生回避は不可能。
現場にある建機を使用するだけで、アスファルト塊の破砕が楽におこなえることを証明するバケットクラッシャーBF90.3。
バケットクラッシャーBF120.4が廃アスファルトとコンクリート塊を破砕中。その場で埋戻材や路盤材として有効活用できる再生材が生まれます。
小型建機テレックスTLB840に装着したドラムカッターMB-R500がアスファルト舗装を切削中。スロベニアにて。
のちのアスファルト舗装に応じて切削深さを調節できるので、既設舗装版を全て撤去する必要がなく、廃材の発生量を低減できます。 オペレーター１人で正確な切削作業が楽におこなえます。
バケットクラッシャーMB-L160がアスファルトを破砕中。砕かれたものは再生骨材製造所でアスファルト再生骨材として再利用されます。
アスファルト
路面舗装の補修・修繕工事や市街地における管路掘削などの現場では、MBクラッシャーのアタッチメントを活用することにより、簡単かつ採算性が高いアスファルトのリサイクルが可能です。
・簡単。ドラムカッターなら必要なだけのアスファルトを正確に削り取れるため、廃材の発生量を最小限に抑えられます。
・採算性。撤去したアスファルトをバケットクラッシャーで破砕*し、再資源化できるため、再生骨材は再生加熱アスファルト混合物の製造に使用できます。
国内におけるアスファルト・コンクリート塊の再資源化率は99％以上。アスファルトは循環資源として広く普及しています。アスファルト再生骨材の利用も含め、地方公共団体によるグリーン調達への取り組みや意識も年々高まっています。環境への負荷を削減し、持続可能な社会にしていく取り組みが求められている中、アスファルトの再資源化により得られるメリットとして以下が挙げられます。
・ストレートアスファルトおよび骨材のコスト削減
・運搬コスト削減
・資材保管コスト削減
・二酸化炭素排出量の低減
再生アスファルトは、路盤工事において路盤材としても有効活用されます。
*廃棄物処理には許可が必要です。
